ブログにMarkdownパーサーを導入した話
2025年07月07日
このブログの記事を書くにあたって、Markdownパーサーを導入しました。
使用したライブラリは、Node.js製の軽量で高速なMarkdownパーサー「marked」です。
この記事では、導入の背景、選定理由、簡単な実装方法、使ってみた所感についてまとめてみます。
なぜMarkdownを使いたくなったか
エンジニアとして技術記事を書く機会が多いのですが、HTMLを直接書くのはやはり面倒。
Markdownなら書きやすいし、コードブロックやリスト、リンクの記法も自然。
書く側のストレスが減る → 継続しやすい
というわけで、ブログ記事の入力をMarkdown形式で受け付け、表示時にHTMLへ変換する構成にすることにしました。
markedを選んだ理由
候補としては他にもいくつかのパーサー(markdown-itやremarkなど)がありましたが、最終的にmarkedを選びました。理由は以下の通りです:
- 軽量で依存が少ない
- TypeScript対応
- 使い方がシンプル
- 必要最低限の機能で十分だった
カスタマイズや拡張が必要になった場合にも、Hookの仕組みが用意されているのも決め手でした。
実装方法
導入はとてもシンプルでした。
以下のように記事本文のMarkdown文字列をHTMLに変換して表示するだけ。
import { marked } from 'marked';
const markdown = `
# サンプル記事
これは *Markdown* で書かれた記事です。
`;
const html = marked(markdown);
あとはこのhtmlを表示すればOK。
使用してみた所感
導入してから、かなり執筆が楽になりました。
実装面でも、markedはセットアップに時間がかかりませんでした。
今後は、カスタムのシンタックスハイライト対応や、絵文字の変換、独自記法のサポートなども検討しています。
まとめ
- Markdown入力を受け付けてHTMLへ変換することで、執筆体験が改善された
markedは軽量で使いやすく、導入も簡単- 今後はカスタマイズも視野に入れていく
Markdownベースのブログ執筆に興味のある方、ぜひ試してみてください!